最近のゲーム『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』

ふと思い立ってSteam版を起動してみたら、『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』(以降、Wizardry #1)にまた大型アップデートが来ていたらしい。
今回のアップデートはプレーヤーで選択できるモードを増やした、という物らしい。とりあえず簡単に翻訳を載せておく。

■宿、寺院の機能拡張

宿は一度に全員休めるようになった。
カント寺院で蘇生させる際、料金が緩和された。
レベルドレインされたキャラクターの経験値を回復できるようになった。
→これマジ!?少なくともレベルドレインの恐怖からは解放されるんだな‥‥前衛は対策のため全員手裏剣持たせてるけど

オールドスクールオプション


ゲームで実際にオプションメニューを見ないと意味が解らなかったのだが、今回のアップデートと合わせて設定メニューが一新した、という事らしい。
従来のキャラ作成時のボーナスポイントの付け方やレベルアップ時の成長パターンの他、前述の宿やカント寺院の新機能を有効/無効を設定できるようになった、という事。
デフォルトでは、今回の修正は全て有効になっている。

■キャラクター募集

ギルガメシュの酒場に「キャラクター募集」というメニューが増えて、有料で高レベルキャラを使う事ができる。Lv15~30くらいまでいるようなのでそのままクリアできそう。

■新しい闘技場?


ダンジョンのグラフィックが強化された、という事らしい。実際、B1Fの背景がずいぶん変わった。他のフロアも確認してみないと。

■セーブスロット機能の改善

セーブデータのコピー機能など、色々機能拡張された。
→前回のアップデートで期待した事が即反映されて、嬉しい嬉しい(ニチニチ

■戦闘ロジックの改善

オリジナルの戦闘ロジックでは、例えば魔法攻撃先のモンスターが先に全滅すると、魔法を無駄打ちする事になった。これを防ぐようなロジックになった。具体的には以下の通り。

  • 既に死亡している敵を攻撃する事になった場合、同じグループ内の別の敵を攻撃する。
  • 攻撃先に指定した敵グループが攻撃前に全滅した場合、別の敵グループを攻撃する。
  • 魔法が既に死亡した敵をターゲットしていた場合、同じ敵グループ内の別の敵をターゲットにする。
  • 魔法先に指定した敵グループが魔法の前に全滅した場合、別の敵グループをターゲットにする。
  • 生きている敵が居ない場合、魔法はキャンセルされる。

例として、あるモンスターが2匹のグループ(AとB)だった場合、前衛の3人全員がそのモンスターグループを攻撃先に指定すると、内部処理的に前衛1はモンスターAを攻撃、前衛2はモンスターB、前衛3はモンスターAを攻撃するように指定されていた。そのため攻撃順が前衛1→3→2となった場合、前衛1がモンスターAを倒してしまうと、前衛3は攻撃対象がいないと判断されてしまった。今回のアップデートにより、モンスターAが死んだ場合、前衛3は自動的にモンスターBを攻撃する事になる。
これは改善してほしかった事ではあるが、ぶっちゃけ、ずいぶんプレーヤー有利になったと思う。
まぁ、先制攻撃で魔法がぶっ放せる時点で、即死が待っている事に変りがないが。

残念な点として日本語ローカライズのオプションが付いたものの、まだ開発中のため無効化されたらしい。悲しいなぁ。

と言うわけで、ずいぶん優しいアップデートだなと思う。
相変わらずテレポーターなどミスったら厳しい事に変りは無いけど。
次の大型アップデートは3月あたりだそうなので、忘れない様にしたいですね。