最近のゲーム『涼宮ハルヒの約束』

しょぼしょぼと進めていたPSPハルヒ』がエンディングを迎えました。


多分、ハルヒGoodエンド。


涼宮ハルヒ』シリーズ全編の中に『約束』を当て込んでみると、「涼宮ハルヒ」の設定について一つの蹴りを付け、次のステージ(原作だと、この後『消失』関連のエピソードへと続き、そして今は『分裂』以降へのエピソードが展開されている)へ進むという意味で、思った以上に巧くそれまでの原作エピソードをミックスさせて作ったもんだな、と思いました。素直に「ハルヒ」ルートを正史と考えればね。書いたのは谷川流氏ではないですが。
少なくとも、スタッフがよっぽど原作小説が好きでよく研究してるな、と思いました。
お陰で『ハルヒ』ファンでもぬるいユーザーでは付いて来れない点もあったかもしれませんが、良いデキだったと思います。


ただ、ゲームとしてみると、インターフェイスや機能面では良く考えられていたと思っていますが、レスポンスがイマイチ良くないように感じましたね。ぶっちゃけフルボイスの弊害だと思いますけど。いやもう、表示された文字列に読まれない物は無いくらいの完全フルボイスで、杉田の苦労はよーくわかるのですが。これを考えると、『Air』の音データインストールは非常に魅力的な機能であり、これを採用してくれれば、ってのを感じました。
正直、他のルートも消化する程のモチベーションが上がらない。
‥‥ああ、古泉ルートはハルキョンっぽいらしいので、ちょっと興味あるけど。
涼宮ハルヒの約束』は、これでひとまず完了ですかねボクは。


しかし、CG鑑賞モードへのSOS団コメントはなかなか面白い試みだな、と思いました。とにかく、レスポンスは微妙ですが、“収録に”妥協の無かったフルボイスは評価できると思います。