最近のゲーム『パルフェ』

という訳でまだ『パルフェ』やってんだけど。ヤバイよどうしちゃったの俺?って感じですけども。とりあえずまた里伽子Trueやったんだけども、「本当に…(略」の所は何回通ってもウ、ヤバイ…ってなる。わかる人だけわかってください。後個人的には玲愛ルートでの「だって私(略」も。
さて、だいたいやりつくして各所のレビューなんかも見て色々『パルフェ』というお話を考えてみると‥‥個人的に『パルフェ』の“ヒロイン”は里伽子か玲愛だにゃ〜、とか思います。いや、贔屓目抜きに真面目な話。あー、いや『パルフェ』のってのは語弊があるな。“高村仁にとっての”ということで。
というのも、高村仁にとっての『パルフェ』というお話は、「ファミーユ本店」と「自分のパートナー」を取り戻すお話だと思うんですね。ブリックモール店はその足がかり。で、本店再建はおいとくとして、こういうお話だから主眼は「自分のパートナー」=ヒロインの方に向く訳で、まず基本として「夏海里伽子」っていう存在が居るわけですが、しかし里伽子には一度フラレているので表面上仁にとってはこの対象はリセットがかかっているわけです。ただし深層心理というか“高村仁が求めるパートナー像”は里伽子というサンプルで具現化された事で、“里伽子の様な存在”であるというのがハッキリしているわけです。
そこに出てきたのが花鳥玲愛である、と。まぁ、こっちが意識するでもなく、作中でも一生懸命里伽子との対比的なセリフが出てくるんですけどね。ある意味、ファミーユ本店が焼失して里伽子にフラれて、そこで仁の時間は止まってしまっている訳で、そこからファミーユ本店も再建して新パートナーを手に入れるという前進をする(玲愛ルート)か、過去を清算して里伽子を取り戻すことで前進する(里伽子ルート)か、というのが、“高村仁”の物語だったんではないかなーと。
となると他のヒロインはどうすんのって訳ですが、うん、ぶっちゃけ他のヒロインのルートは高村仁のお話じゃないと思うんで。
由飛ルートは「花鳥姉妹の和解」の物語であって仁はあんまり関係ないと思うんですね。だから由飛ルートで玲愛カコイイって言われるのは当然花鳥姉妹のお話なわけだからであり、玲愛ルートで姉妹の和解がされてないってのも、もちろんそれは仁のお話だからこのさい花鳥姉妹のお話はサラリと流してOKって事ではないかと。
そういう感じで、かすりさんルートはかすりさんのお話で、明日香ルートは明日香のお話だと思うんですね。
じゃあ恵麻ルートはどうなるのか。これは、恵麻ルートをやった時にコメントした頃から変わらず、というかその時に思った事が今の考え方のきっかけになってるわけですが、恵麻ルートは「ファミーユ本店再出発」のお話、ですかね。里伽子ルートは仁が過去を清算するお話だだけど、こっちは里伽子と恵麻さんの確執を清算するお話。旧ファミーユ本店スタート時から里伽子が抱えていた不信・不満、恵麻が抱えていた気持ち、その辺を吐き出して、またこのファミーユの柱3人でファミーユ本店を再スタートする、っていう事だと思います。なので、やっぱり恵麻Trueでフィニッシュってのが個人的にはしっくりくる。里伽子が左手で握手ってのは、左手(略)は里伽子に残る旧ファミーユ本店での恵麻に対する気持ちの象徴でもあったわけで、それを振り切って改めて宣戦布告っていう心意気が感じられます。
後、よく言われている里伽子の(略)の年数ですが、
里伽子ルート→仁好き好き大好きでヘタレる→5年
恵麻ルート→「やっとゲロったかこのヘンタイ」でスッキリ→3年
その他→この泥 棒 ネ コが!仁も仁だ(以下略→2年以内
ということで、つまり病は気から(エー
なんていう事を考えつつ、ひとまず『パルフェ』は〆ようかと思いますけど、まぁ、久々にこんな駄文を考えちゃうくらい『パルフェ』は最高であったという事で、「そこまで言うならやってやろうじゃねぇか」と思った方は是非プレーをお勧めします。
んで、思い出してRe-orderの香奈子SSをやるとニヤニヤするキーワードがいくつか。店長が使えないとか。