『マナケミア2P』とりあえず移植するならちゃんと作れメモ

まずこのタイトル、というか『マナケミア』シリーズ移植については、ボイスを付ける以外に意味が無いというガスト移植シリーズ以外でありえないインスコをどうにかしろとか、かくかく頻繁に引っかかるのをどうにかしろとか、アイテムの文字情報が肝なのにつぶれてまったく文字が読めないのをどうにかしろとか、とにかくゲームとして基本的なところがなってない。こんなデキでよくもまぁ売り物になるというものだ。


という、今更言うまでもない事をダラダラ書くのもアホくさいし、一応『マナケミア2』というゲームについて思ったことを書いておきます、まぁ前作『マナケミア』との比較になっちゃうんですが。
ゲームを始めた頃に既に触れてはいますが、やはりグロウブックによる成長システムと、アイテム錬金によるエーテル効果の付与は前作の方が良かったなと思います。特にクリア目前に至るにあたり、装備品を整えていると、エーテル効果付与は前作の様に欲しい効果を上手く継承させるために素材のエーテル効果から考えて錬金するのが面白かったなと思いました。今回はせいぜいエーテル値を操作するために素材を作りなおすくらいで、どちらかというと数字の計算的なものでしかなかったし。


それからクエスト戦闘とかにやや手ごたえが欠けたのも残念。『マナケミアP』の時はEXクラスのモンスターあたりだと、耐性を意識した装備品で整えたりする必要があったけど、今回は基本的にパラメーターをきっちり上げておけばどの敵も問題なく倒せたし。2週もさせておいて真ボスも手ごたえ無かったしね。ああ、グンナルダンジョンの最終ボスの事忘れてた。あいつは強いかもしれないけど。結局、上記の通り錬金生成による装備品の性能の幅の無さが要因になった気もするけど。


まぁ、こうして書いてみると、単に『マナケミア』の方が『2』よりも好みのシステムだったってだけでもあるんだけどね。続編の噂はないけどどうなるのかね。案外『1』『2』のセールスが好調だったら、PSPに『3』が来たんじゃないかって気もするけど、事実としてこんな程度のセールスじゃ無いだろうね。というか、繰り返しになるけど、こんなデキで売れようなんてのが甚だ愚かな事だと思うけど。ガスト自身に体力が無いのは解るが、DSのアトリエシリーズもしかり、なんだかもったいないことをしているなーと思います。